線維付属器過誤腫(Fibroadnexal hamartoma)

 

真皮から皮下組織にかけて境界明瞭な結節が認められる。

結節内部には嚢腫様に拡大、変形した毛包とそれと連続性

ないし孤在性に無秩序に配列した成熟皮脂腺小葉が観察される。

それら付属器周囲には豊富コラーゲン線維が増生している。

一部毛包が破綻した領域では異物性の化膿性肉芽腫が観察される。

コラム:’分からないを解明する’ 動物の皮膚がんサポートセンターです。